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V2H(Vehicle to Home)

V2HとはVehicle to Homeの略で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーに貯められた電力を、家庭用に有効活用する考え方です。
V2HシステムはEVやPHVのバッテリーと家庭の分電盤を接続する機器で構成されています。この機器はEVやPHVのバッテリーから家庭に電力を供給する機能と、家庭からEVやPHVのバッテリーに電力を供給する機能を備えています。

V2Hとは

V2Hシステムの構成は、大きく分けて以下の3つです。

  1. EVやPHEV
  2. V2H専用機器
  3. 分電盤

EVやPHEVは、バッテリーに電力を蓄える役割を担います。V2H専用機器は、EVやPHEVのバッテリーから家庭の電力系統に電力を供給する役割を担います。分電盤は、家庭の電力系統を制御する役割を担います。

V2Hシステムの導入には、初期費用とランニングコストがかかります。初期費用は、V2H専用機器の費用が主な費用となります。ランニングコストは、電力料金の削減分や、V2H専用機器の保守費用などです。
日本では、2023年12月現在、V2Hシステムの導入は徐々に拡大しています。政府は、2030年度までにV2Hシステムの導入台数を10万台にすることを目標としています。
V2Hシステムは、電気自動車の普及や再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、今後ますます注目される技術になると予想されます。

V2Hを導入するメリット

1.停電時の非常用電源として利用できる

V2Hシステムを導入しておけば、停電時にEVやPHVのバッテリーに蓄えられた電力を家庭用電源として利用できます。これにより、照明や冷蔵庫、テレビなどの生活に必要な電気を確保することができます。

2.太陽光発電の余剰電力を蓄電できる

太陽光発電の電力は、昼間に多く発電されますが、夜間は発電量が減少します。V2Hシステムを導入しておけば、昼間に発電された太陽光発電の電力をEVやPHVのバッテリーに蓄電し、夜間に利用することができます。これにより、太陽光発電の利用効率を高めることができます。

3.夜間の電力料金を抑えられる

一般的な電気料金プランでは、夜間の電力料金が割安になっています。V2Hシステムを導入しておけば、夜間に安く購入した電力をEVやPHVのバッテリーに充電し、昼間に利用することができます。これにより、電気代を節約することができます。

また、V2Hシステムを導入することで以下のメリットも得ることができます。

  1. 電力網の安定化に貢献できる
  2. 災害時の復旧作業を支援できる

V2Hシステムはまだ普及段階にある技術ですが、今後、電気自動車の普及や再生可能エネルギーの導入拡大などにより、需要が高まっていくと考えられています。

V2Hを導入するために必要な施設や整備について

V2Hを導入するには、以下の3つが必要です。

1.V2H機器

V2H機器は、EVやPHVのバッテリーと家庭の分電盤を接続する機器です。この機器は、EVやPHVのバッテリーから家庭に電力を供給する機能と、家庭からEVやPHVのバッテリーに電力を供給する機能を備えています。

2.V2H対応のEVまたはPHV

V2Hシステムを利用するためには、V2H対応のEVまたはPHVが必要です。V2H対応のEVやPHVは、基本的には2022年以降に発売された車種が対象です。

3.適切な設置スペース

V2H機器を設置するスペースが必要です。V2H機器のサイズは、メーカーや機種によって異なりますが、一般的には、幅60cm×奥行き40cm×高さ20cm程度のスペースが必要です。また、EVやPHVを駐車するスペースも必要です。

さらにV2Hシステムの導入には、以下の費用がかかります。

  1. 機器の購入費用 V2H機器の購入費用は100万円前後が一般的です。
  2. 工事費用 工事費用は設置場所や電気工事の規模によって異なりますが、10万円前後からが相場です。
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